Pixiaで描く背景講座 -夜空-

今回は、私が唯一描ける空の描き方を。
ツールはpixiaです。今回は512*384のサイズで作ります。

ちょっと分かりにくい分は、何とか補完してください;;


まず、空の下地をがっつり塗りましょう。
青系のグラデーションで暗めに塗りつぶします。
塗り方は色々ありますが、
私はトーンフィルタで塗りつぶしました。
トーンフィルタは赤丸で囲ったアイコンから使えます。


次に、星を描きます。一つ一つ描くのは大変なので、
ここは一気に塗りつぶしましょう。
新規レイヤーを追加します。合成方法は[重ねる]です。
次にd値を1にします(画面右上のバーにあります)


白色を選択し、バケツで一気に塗りつぶし。
左図のようになります。ちょっと星っぽいですね

ドットが多い時は、[トーンフィルタ]→[ディザ]にチェックを入れて 消しゴムで塗りつぶしてみてください。

遠近感を出したいので、
画像下の方を消しゴムで塗りつぶします。

t値を下げて、トーンフィルタを使います。
[領域]-長方形で下方を囲みながら、
ちょっとずつ消します。



次は、星にもやっと光をつけましょう。
レイヤー横の[編集]→[複写]で、星レイヤを複写します。
合成方法は[ハイライト]。

フィルタの[透明色]→[透明色を太らせる]を
二回程度連打します。
その後、ハイライトを思い切りぼかします。

このレイヤーは、合成濃度を50%くらいにしておきます。


今度は雲を描きます。
新規レイヤーを追加します。合成方法は[重ねる]で。

白を選択し、ブラシで雲っぽく描き殴ります。

描けたら、描いた雲を[こする]でぼかします。

t値を下げてぼかすと、ちょっと滑らかになります。
後ろの星がちょっと見える程度に、合成濃度を下げます。


雲に影をつけるなら、新たにレイヤーを追加するよりも
同じレイヤーに描いたほうが楽(だと思います;)


レイヤー横の「T」と描かれたボタンをクリックします。
赤線がはみ出してない表示の時、
透明色にはみ出すことがありません。

この状態で、ワントーン暗い色をぐりぐり。
同じようにぼかします。


次に、ちょっと寂しいのでお月様を描き足します。
新規レイヤーを追加します。合成方法は[重ねる]に

この先、ちょっと手間がかかります。

[領域]-円を使って、追加したレイヤのマスク上で
円形に塗りつぶします。

マスクを塗りつぶすとき、白色を選択してください。
青いところがキャンバスで色が塗れるところ、
赤いところが塗れないところです。

塗りつぶすと、きわのギザギザが気になりますね。
ここで、このマスクを[ぼかし]で塗りつぶします。
×30回くらい。お好みで。
今度は、[画像]→[明るさとコントラスト]を選択、
コントラストの数値を最大にして実行、を数回行います。
きわがはっきりしたぐらいまで繰り返しましょう。
綺麗な円形ができました。

〆に、[画像]→[ネガ反転]を選択。
これで、月マスクの完成です。

画像上に戻って、適当な色で塗りつぶします。
その後、月っぽく細部を描きこんでいきましょう。
ぼかしたり、こすったり。

マスクが有効でない時塗りつぶすと
画面が大変なことになりますので、
ちゃんとマスクを有効にしましょう。

それと、「T」ボタンが押されたままだと
透明部分に色が塗れないので注意。

今度は、月のハイライトを描きます。

月レイヤを複写して、マスクをネガ反転します。
そして、画像を黒で塗りつぶします。
月以外が全て黒くなりますね。

ここで、合成方法を[ハイライト]にして、
マスクを初期化します。

月部分だけハイライトがかかったら、
[フィルタ]→[きわ]→[最大値]を数度実行します。
「これ、形崩れすぎじゃ;」て位まで繰り返しましょう。

終わったら、今度はとにかくぼかします。


あまりハイライトが強いと、月の地が潰れてしまうので
合成濃度を50%にします。



これで、ほぼ完成ですが…


さらに、もうちょっと付け足してみます

月レイヤと雲レイヤの間に、新規レイヤを作ります。
合成方法は[ハイライト]にします。

トーンフィルタを使って、月の周囲に光を描きます。

今度は、雲のハイライトを描きこみましょう。
雲が月に面してる場所にだけ、点々と光をのせます。

あらかた終わったら、次はぼかしましょう。
t値を下げ、[ぼかし2]を使います。


月から離れるように、スタンプをするイメージでぼかします。

完成です!

ここ足りないな、あれが欲しいな、
と思ったら、じゃんじゃん描きこみましょうw

描き方は十人十色、アレンジも自由自在です^^