Pixiaで描くマウス絵講座


「ペンタブなくても、マウスで十分絵は描けるんだ!」
というわけで、マウスでお絵かき講座です。

ツールはpixiaです。キャンバスサイズは512*384。
補助設定は、
 ・領域外をマスク
 ・アンチエイリアス
にチェックを入れときましょう。



まず、ガッとあたりを取ってから、
大雑把にラフを描きます。
本当に大雑把です…;

あらかた描き終えたら、今度は清書します。
[領域]-フリーベジエ曲線を選択、
太目のブラシを使って地道になぞっていきましょう。


ラフを外さないように、地道に地道に。
ポイントの個数が少ない方が、滑らかに引けるようです。
また、できるだけ線が交わらないように、
別々のレイヤを使って描きましょう。
後で消す時、消しすぎたりすることがありません。

ラフをなぞり終えました。雑です。

今度は、はみ出たところを消していきます。
ベジエ曲線を使ったり、大きな場所はフリーハンドで。
ついでに、変な箇所も手直ししていきます。
丁寧に消していきましょう。

手直しが終わったら、レイヤの結合をします。
 ・非表示レイヤを破棄して新規ウィンドウ
 ・不透明にする
にチェックを入れて、レイヤを結合。
このとき、ちゃんとファイルを保存しておきましょう。


線画ができました。
線が太いのが気になりますね。
ちょっと手直ししましょう。


t値を半分くらい(100〜130)にして、
[フィルタ]→[きわ]→[最大値]を選択、実行します。

今度は、線画レイヤーを2枚複製します。
複製した線画レイヤーは、合成方法を[乗算]に。
1枚目は100%、2枚目は50%かそれ以下に。
合成具合は、お好みで。

再びレイヤ結合します。
メニューから[描画]→[明度とコントラスト]を選択し、
コントラストを上げます。


これで線画は完成です。


次は色塗りをしましょう。
まず、色マスクを作ります。

線画レイヤを[乗算]に。
その下位に、新規レイヤを作ります。
新たに作るのは、色マスクレイヤです。
合成方法は[重ねる]にしましょう。
色マスクレイヤは、一度白で塗りつぶします。

今度は、パーツごとの色を塗り分けます。
[領域]-閉領域を使って、がっつり塗りつぶしましょう。


複数の領域を指定する場合は、Shiftキーを押しながら。
背景もちゃんと塗りつぶすことを忘れずに。
終わったら、[フィルタ]→[きわ]→[最小値]を実行。
きわのギザギザが埋まりましたね。

(時々、白に塗りつぶす手順を飛ばすときもあります^^;
 そういうときは、まず色マスクレイヤのみを表示して、
 [領域]→[領域抽出]を使って白地を領域にします。
 そして、白で塗りつぶしましょう)


はみ出たところは、メニューから[描画]→[ルーペ]で、
ちまちま手直し。
色をとるときは、右クリック(スポイト)を使うと楽です。

色マスクレイヤの直しが終わったら、色マスクレイヤを非表示、
レイヤ名横の●をクリック。
[このレイヤのみ表示]を選択しましょう。
こうすると、色を抽出するとき便利!


では、色塗りをします。
新規レイヤを、線画レイヤと色マスクレイヤの間に
追加。

色マスクレイヤを選択、
メニューから[領域]→[領域抽出]
色塗りしたい個所をクリック→[実行]→[OK]

領域がかかるので、
今度は新規レイヤ上で塗りつぶしましょう。
塗りつぶし後、レイヤ横の「T」ボタンを押し、
透明色にはみださないようにすると便利です)



あとは適当に色ぬり。
ぽんぽんと色を置いて、ぼかしたり、こすったり。

こんな感じにできあがりました!
ついでに、線画の色を変えてみましょう。
線画レイヤを選択、レイヤ横の[画像]ボタンを押し、
[プレーンの追加と削除]→[透過色を追加]→[OK]を
選択します。
線画レイヤのマスクの下に、透過色が追加されました。


マスクと見分けがあんまりつきませんね;
 
線画レイヤを選択したまま、上のメニューから
[画像]→[チャンネル間のコピー]を選択します。
左:明度、右:透過色にチェックを入れて、[OK]で
実行です。
線画レイヤの透過色の色が、水色になりました。

後は、画像上で好きな色に塗りつぶします。

(線画に透明色があると、
 上手くいかないこともあるようです。
 困ったら、[レイヤの結合]で線画レイヤのみの
 新規レイヤを作り、
 線画の色変えを行ってしまいましょう)

完成です!

ここ足りないな、あれが欲しいな、
と思ったら、じゃんじゃん描きこみましょうw

描き方は十人十色、アレンジも自由自在です^^